人物考

平知章(1169-1184.02.07)
人物考知章
さて、ダレでしょうかって、知将平知盛の長男です
平知章と書いて「たいらのともあきら」と読みます。ともあきではありません。
何でこの人って、何となく色々妄想し始めたら(するなよ)可愛くて可愛くて。
最初に知章に出会ったのは佐久間智代さんの漫画だったんですが、
これが妙に的を得ている性格。
ちなみにこの方、一の谷でお父さんかばって亡くなったんです。
あまり逸話とかないんですが、怪力の持ち主だったという話ですね。
弓も上手だったという話があります。
知盛さんの元で数年兄弟なしに育っていますので、ほとんど一人っ子状態
しかも都落ちの際は弟置いていきますからね。
まぁ、突然母親が乳母になって弟が2人できたような時にはどうしたらいいかわからず
誰かに相談に行ってそうだ。しかも結構的外れなところ(笑)。
だって、通盛と教経はまるで正反対の性格(というか特技?)だし、
維盛と資盛は母親違うし。
で経正あたりのところに行って「思うようにすれば」と追い返されると。
経正の弟敦盛と知章は同じ年です。
文献によっては敦盛のほうが1つ上のこともありますが。
あと1人、業盛(通盛と教経の弟)という子もいるんですが、文献によってまた年齢が違う。
宗盛の息子の清宗とも年齢は近いですね。ここはどうでもいいですが(あんた、本当に嫌い
ね)。
イメージとしては「パパっ子」「素直」「照れ屋」です。
最期は敵と父の間に割って入って討たれていますので、
本当にお父さんが大好きだったんだろうなと思います。
しかも自分の立場をきちんとわきまえられる明晰さもあると思います。知盛の息子なので。
でも知盛のように寒いギャグを言うところまでは引き継いでほしくない。。。
個人的には敦盛とか業盛あたりと仲良しさんだといいなと思いつつ、
私が描くとやっぱり7歳くらいから敦盛と仲良しさんになっています。
しかし年を取るにつれ、知章のほうが大きくなってしまい、
13歳くらいの頃には知章に飛びつかれ押し倒された敦盛(爆)。
敦盛ってあまり体が武のイメージないからさ。。。
イメージカラーは紺というか、深い青。知をあらわす色ですね。
ちなみに袖のくくり紐を書き忘れたことを思い出し急遽書き足しました。
平家花揃だと山吹らしいです。画像加工してから「あ、合ってるかも」など思ってしまいました。

☆人物情報☆
武蔵守平知章(たいらのともあきら)。1169-1184
平知盛嫡子。母は治部卿局(南御方)。
確認できる兄弟は弟3人、妹1人(うち2人は別腹)。
花揃によると見た目もよく、男らしい容姿であったという。力も強かった。
平家物語では「知章最期」の段で登場。
一の谷の戦いにて父知盛と敵の間に入り、大将を討ち取るが、その部下に討ち取られる。享年16。


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