人物考

平業盛(1169-1184.02.07)
人物考業盛
この子は本当に不明です。
一の谷の亡くなった様子が源平盛衰記に数行書かれているます。
敵と組み合って2人して古井戸に落ち、業盛が上になって首を取ろうとしました。
そこに相手の敵将の弟が現われて業盛に飛び掛ったけど、業盛は吹き飛ばした
と。
でも業盛は既に手負いだったので、そのまま弟に討たれてしまったと。
…なんかやるせねぇ。と思うのは私だけ??
兄弟だから助けようというのは分かるんですけどね。
で、このときの力が強かったことが人々を感心させたとか。
長兄の通盛も同じ日に討たれていますけど、なんだかなぁ。
同じ年に生まれた知章敦盛も一の谷で討たれていますしね。
凄い哀しくなってしまう。
ちなみに、業盛教盛の末子です。
私、あちこちで表記間違えていますね。
忠快という人がいるんですが、兄なんですよね;;
家系図見ると業盛の下に書かれることが多いので間違える。あう。
まあ、あまり資料のない人物の一人ではあります。
ちなみに敦盛最期は敦盛ではなく業盛では?という説もあったようです。

イメージ的にはやはり「教経そっくり」「器用」「やんちゃ」ですね。
1169トリオそろうとやんちゃ以外の何者でもない。
色々悪さして怒られている、みたいな感じです。
イメージカラーは萌黄薄い青でもいいですね。
まぁ、花揃えが立ち木なのでいいのではないでしょうか。
絵も、イメージでしかありません。
教経そっくりに描いています。教経を幼くしたらこんな感じです。
ただ教経ほど口でかくありませんが。
二十代目トップ絵。

☆人物情報☆
蔵人大夫平業盛(たいらのなりもり)。1169-1184。
平教盛四男末子。
一の谷の戦いにおいて、敗走中に泥屋四郎に組み敷かれる。
古井戸に落ちるが業盛が首を掻こうとしたときに弟五郎に組まれる。
五郎が業盛の兜をつかんだまま、業盛は五郎を投げ飛ばすが、
深手を負っていたため、そのまま討たれる。
このときの力強さは後に有名である。
享年16。


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