人物考

中納言局(1181-?)
平知盛の娘で母親は治部卿局、つまり知章の同母妹になります。
生後まもなく都落ちとなったので、一緒に西国に渡ります。
なぜ知忠は別れ、中納言局は一緒に行ったのかは理由は定かではありませんが、もしものときに知忠を残しておきたかったのかなとも思います。
一度藤原範茂に嫁ぎ、一男一女をもうけますが、承久の乱で夫は処刑されます。16歳の息子範継は助けられています。
後に母が乳母を勤めた後高倉院の子、後堀川天皇の内裏女房として使えますが、権勢の女と言われたことから、寵愛を受けたか、何かで権力を保持したと思われま
す。
母も後高倉院の乳母として権力を持っていましたので、結局平家は残ったということになるのかとも思います。

花揃にいるわけもないので、勝手にリンドウで。
イメージ的には母親と同じく芯がしっかりしているですね。
知盛の血を引いているので、頭も良かったと思います。
イメージカラーは深い青です。

四十八代目トップ。

☆人物情報☆
中納言局(ちゅうなごんのつぼね)。1181-?
父は平知盛、母は治部卿局。同母兄に知章、知忠。
都落ちに同行するも帰京する。
一度結婚するが夫に先立たれる。
鎌倉期の女官で権勢の女といわれた。


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